建物 

日本センターは、日本大使館との協定によってロス・アンデス大学に建設され、コロンビアの首都・ボゴタの旧市街に位置するキャンパス内に位置します。日本センターは、両国の110年の友好的関係を記念し、今後のさらなる文化、経済、学術における関係が深まることを目指しています。 

日本センターは、約850㎡の土地に、市民に開かれた3つの空間によって形成されています。100人収容可能な多目的ホール(講堂)ー梅ー、図書室、ロビーも兼ねる展示ホールが広がります。 

建築 

歴史的遺産地区に位置するため、建設時には屋根の形、高さ、傾きなど、景観に配慮した設計になっています。 

建築の際は、次の3つの点が考慮されました。 

  1. CAI広場の目の前に位置し、図書室のための空間もあります。また、吹き抜け設計で、一階部分はガラス張りになっているため、開かれた空間を演出すると共に、外からでも展示が見える設計になっています。 

2.日本センターは、文化財であるロス・アンデス大学の管理部門、教員のための支援室の跡地に建設されました。 

3.講堂は地下に建設され、センターのその他のサービスへ繋ぐ通路が設けられています。

 

日本センターは、東西に長く建設されています。また、広場と中庭がセンターを取り囲み、それらを繋ぐ通路が一階部分に設けられています。 

構造 

日本センターは、ロス・アンデス大学Ñeブロックに、一つの建物を建設する形でつくられました。屋根付きの玄関の使用や、文化財である壁の補強などにより、保存建築物と新しい日本センターの間に一体感を生み出すよう、設計されました。 

素材 

日本センターの建築素材は、次の2つの建築的視点によって説明されます。 

第一に、ブロックÑeの文化財のとしての価値を守るため、もともと使用されていた素材(石レンガ、天然木材の床、粘土のタイル)の使用が推奨されました。 

第二に、日本文化の堅実性と透明性を表現するためコンクリートを可視的に使用するとともに、現代日本建築の特徴であるミニマリズムを表現するためにガラスが使用されています。また、Ñeブロックの文化財と、印象や素材が合致するように工夫されています。